スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

西洋豆本専門店 リリパット

青山に西洋豆本「リリパット」さんという西洋豆本専門店があります。
ここのオーナーのさんはもともと豆本の蒐集家で趣味が高じて1979年青山にお店を始めたそうです。
欧米の古刊豆本と、戦後アメリカの私家版豆本、東欧の豆本等5000タイトル・1万点の
品揃えには目を奪われます。
お店のオーナーの小沼さんの豆本関する造詣の深さにただただ関心するばかりです。

一度帰国した際に行ってみたことがあるのですが、あれだけの本があるとなかなか選べないですよね。結局小沼さんがお勧めしてくれた3点購入しました。
もっと見たかったのですが、これ以上いると際限なく買ってしまいそうだったので
後ろ髪引かれる思いでお店を後にしました。

海外の豆本に興味のある方は是非行って下さい。
帰れなくなりますよ。

また当ブログでは沢山の西洋豆本を紹介していますので
是非のぞいていって下さい。→こちら

また西洋豆本のご購入ご希望の方は→こちら

装丁について その1 「花布」

「はなぎれ」という言葉を聞いたことがありますか?

本作りをする方なら知ってる人も多いかと思いますが
花布 とは立てた本を引出す時、手を掛けるところの補強として背側の上下の丸みに沿って
付けられた布のことです。(英語ではheadbandといいます)
しかし現在の花布にはそのような機能はなく,現在では装飾的な意味で付けられることが多くなっています。
また、ただ花布を付けるだけではなくこれを「かくし味」として、
装丁にあった色選ぶ豆本作家さんも多いと思います。
花布は通常は機械で長いテープ状に織られたものを本の厚みにあわせて
切って貼り付けたものですが
なかには手で絹糸を編んで綴じ付けてある本もあります。(3枚目の写真)

結構気が付かない部分ですがこの花布が付いていると細部まで丁重に作られている
本だなという印象を受けます。

ミニチュアブックを見る時に花布に注目してみるのも面白いですよ。

UNI_2029.jpg

UNI_2027.jpg

UNI_2026.jpg

マーブリングペーパー その2

今日は豆本の見返しによく使われるマーブル紙についてです。
マーブル紙は1枚1枚職人の手によって作られてます。
作り方は水に海草の粉をとかしたものの上に絵の具を撒きます、
この時のどんな色の絵の具をどんな順番で撒くかで色合いが決まります。
細い先のとがったひっかき棒や、ひっかき櫛などで模様を描くようにかき混ぜた溶液面に、
色止め料を吸わせた吸収性のよい紙を浸して色を吸着させ、
溶剤を水で洗い流すとマーブル紙が完成します。
マーブル紙はその時その時で模様や色などが違ってきます。
同じものは2つとありません。
また豆本に合うサイズの模様を綺麗に作るのは結構難しいみたいでです。

このマーブリングの動画が一番下にありますので少し長いですが観て頂けたらと思います。

UNI_1638.jpg

UNI_1684.jpg

UNI_1882.jpg
少し変わったタイプのマーブル紙です
UNI_1604.jpg
これは本の表紙に使われています



MINIATURE BOOKS

UNI_1904.jpg
「Miniature Books: Their History From the Beginnings to the Present Day」
1981年 Sheppard Press


本日はミニチュアブックについて書かれた1冊をご紹介いたします。
この本は西洋豆本研究のの第一人者であった、ルイス・ボンディ氏による
豆本史を研究したものです。豆本愛好家の中では教科書的な1冊です。
16世紀以前の最古刊豆本から現代に至る歴史や有名な出版元、製本と装丁や収集家
などが沢山の写真を交えて解説されています。
1981年と結構昔に出版されたこの本ですが今でも十分読む価値があり大変勉強になります。
この本にはなんとあの西洋豆本の店 リリパットのオーナーのことも書かれているんですよ。
すごいです。



オークション

アメリカにBarbara J. Rahebさんという作家さんがいます(いました?)
この人の作るドールハウス本は海外の豆本コレクターの中で知らない人はいないでしょう。
彼女作る本は芸術品のようです。
それだけに値段もそれなりなんですがこの本がオークションにでると
必ずチェックするようにしてます。
一応私も買いたい気持ちはあるのですがとてもついていけません。
大抵の出品物には終了直前まで入札者は0もしくは一人なのです。
「もしかしていけるかも」と毎回思うのですが
終了30秒前にこんなにどこに隠れていたのかというほど人が入札してきて
あっという間に数百ドルまで上がって終了になります。
高いものでは2千ドル以上にもなる物がありました。
気合の入ったスナイパーぶりにいつも負けてがっくりしてます。

それでも懇意にしている本屋さんから譲って頂いた作品が数冊ありますので
今度ご紹介させて頂きます。


コピー商品

私が豆本を購入する場所ですがネットでの購入が殆どです。
海外のオークションで落札したり、なじみの本屋さんに注文したり新作は
版元から直接購入したりします。
下のふたつはいいのですがやはりオークションでの購入は色々ありますよね。

説明にない傷があったり、いつまでたっても届かないとか。

でもこの前びっくりする出品者に会いました。 いつものように注文したものが来たので
わくわくしながらあげたのですが
「??」
なにかがおかしいのです。
説明にはletterpress(活版印刷)とあったのですがどう見ても
カラーコピー しかもご丁寧にシリアルナンバーの所だけ手書きになっています。
製本方法もまたびっくり!ページが両面テープで付けられています。

このプレスのものは1冊持っていたのでこんな仕事はしないのは分かっているので
明らかにコピー商品です。
すぐに出品者に連絡。   
すると返ってきた返事が

「 これは正真正銘の本物です。でもどうしてもというなら返品して頂戴」  (すごくエラソーなニュアンスで)

こんな出品者もいるんだと関心しました。
こんな手間を掛けてコツコツ偽者をつくるなんてびっくりしました。
でもこの程度のものでコレクターを騙そうなんて甘いです (#`Д´)プンプン

この方今でも出品されているので懲りてないようです。

UNI_0919.jpg
ぱっと見普通です。

UNI_0943.jpg
ページが袋とじのままでした


応援して頂けましたら嬉しいです。↓
banner_04.gif

ミニチュア本棚

UNI_1411.jpg



UNI_1412.jpg

UNI_1419.jpg


本日の作品は以前ご紹介した、ROBERT WUさんが作ったミニチュアブック用の本棚です。
彼は多才な人で製本はもとよりマーブル紙やミニチュアの小物まで作っています。

この赤い本棚は高さが6.7cm横が4.3センチ奥行きが3cmの非常に小さな作りになっています。
表は赤い革張りでかわいい模様が入っています。また内側には彼が作ったマーブルが張ってあります。ちょうどドールハウスサイズの本が入る大きさになっています。

小さい本もいいですけどこのような手作りの家具も素敵ですね。


マーブリングペーパー

海外の特装本やミニチュアブックにはよく表紙や見返しにマーブル紙が使われている事があります。
イタリアで盛んに作られているので海外の物と思われていますが
意外に起源は日本で「墨流し」と言う手法が元となったといわれています。
このマーブル紙は職人の手によって作られるので1点1点模様が違い同じ物が出来ません。
ミニチュアブックを見る時にマーブル紙に注目してみるのも面白いですよ。

今日はこのマーブル紙を集めてみました。
マーブル紙を作るマーブリングは結構奥が深いらしくて今挑戦してみたいことの一つです。

UNI_1468.jpg
UNI_1478.jpg
UNI_1471.jpg
UNI_1428.jpg


応援して頂けましたら嬉しいです。↓
banner_04.gif


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。