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エドナ・ミレイの詩集

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「Sonnets and a Few Poems」 Rebecca Press 1982年  5.3×7.2cm 68 pp
緑タイシルク装丁表紙にモノグラム刺繍入り 扉絵に金箔押しとEdna St. Vincent Millayの切手
限定番号と著者署名入 200部限定 活版印刷 2色刷 装飾頭文字 


本日の1冊はシルク装のとても美しい本です。
アメリカのメリーランド州のRebecca Pressとうい工房で作られたのですが
ここは女性らしい繊細な本を作ることで知られています。
また装丁、印刷、刺繍などが異なる作家さんによって作られていてRebeccaさんがデザイン、プロデュースをしているそうです。

表紙に使われたタイシルクはピンクがかった緑色で角度によってその色を変えます。
「M&st.V」と書かれたピンクのモノグラムの刺繍はこの本の顔となっています。
扉絵にはミレイ女史の切手が金のエンボスで飾られていてとても素敵です。
海外の豆本にはその本にちなんだ切手が扉絵に使われることが良くあります。

1800年の後期にアメリカで活躍したし詩人エドナ・ミレイの詩集が2色刷りの活版印刷
によって綴られています。
女性らしい素敵な1冊です。

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サンクスギビングデイ(感謝祭)

今日はアメリカではサンクスギビングデイ(感謝祭)でした。
アメリカ人のお友達がランチに招待してくれてサンクスギビングの料理を
ご馳走になりました。
ターキーの丸焼きホントに大きかったです。

家での夕飯は息子が「ウチもターキーを焼いて欲しい」とリクエストがあったのですが
そんな大きなもの焼く自信がないし第一4人家族では食べきれないので、
ホールチキンを買ってきて「小さいターキーだよ」といってローストチキンを作ってあげました。
とても喜んでいたので作ってよかったです。

感謝祭の起源ですが1661年にイギリスより始めてアメリカに移住してきた人々が
新天地の過酷な環境の中困ってたときに先住民のネイティブアメリカンが
教えてくれた知識で次の冬を充分越せるだけの収穫を得ることができたそうです。
そのネイティブアメリカンに感謝を捧げるため、移住者たちは彼らを招待し、丸3日間の祝宴を行いました。長いテーブルに七面鳥や野菜が並べられ、感謝の祈りを捧げたそうです。
その際に用意された食事が
ロースト・ターキー、マッシュポテト、クランベリーソース、グレービーソース、パンプキンパイ、
コーンブレッド、ロブスターで
今でもこれらのものをサンクスギビングデイに作るそうです。

自分達の歴史を大事にするのっていいですね。

ハワイの花々

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「THE LITTLE BOOK OF HAWAIIAN FLOWERS」 1964年 Kinoike Press 5.1cm×6.8cm 62pp
厚紙にタパを被せた両表紙と濃赤背合成皮革装 背に箔押し表題 押絵30枚入り


本日の本はハワイの花を題材にした1冊です。
アンスリウムやハイビスカスなどよく知られている花から珍しい花まで
30種類のハワイの花が単色カラー刷のイラストと共にその特徴、用途が解説されてます。

この表紙に使われているタパですがクワ科の植物(カジノキ、パンノキ、イチジクなど)
の内皮を木の叩き棒で叩いて薄く伸ばし、何重にも貼りあわせたもので
南太平洋やポリネシア一帯で伝統的に作られてきた樹皮布です。
タパを作るには破かないように叩き伸ばす技術と、相当な手間と労力が掛るそうです。
本作はこのタパを幾何学模様に染めて表紙に使っています。

この本を作ったのはKinoike Pressという工房ですが私が知る限り
ここはこの本しか1冊しか作っていません。
しかしこのハワイの花の本は内容、押絵、装丁共に大変よく出来ている作品です。
50年以上前に作られた作品とは思えない程の斬新なデザインです。

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装丁について その1 「花布」

「はなぎれ」という言葉を聞いたことがありますか?

本作りをする方なら知ってる人も多いかと思いますが
花布 とは立てた本を引出す時、手を掛けるところの補強として背側の上下の丸みに沿って
付けられた布のことです。(英語ではheadbandといいます)
しかし現在の花布にはそのような機能はなく,現在では装飾的な意味で付けられることが多くなっています。
また、ただ花布を付けるだけではなくこれを「かくし味」として、
装丁にあった色選ぶ豆本作家さんも多いと思います。
花布は通常は機械で長いテープ状に織られたものを本の厚みにあわせて
切って貼り付けたものですが
なかには手で絹糸を編んで綴じ付けてある本もあります。(3枚目の写真)

結構気が付かない部分ですがこの花布が付いていると細部まで丁重に作られている
本だなという印象を受けます。

ミニチュアブックを見る時に花布に注目してみるのも面白いですよ。

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俳句の豆本

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「Apricot Moon」1979年 橙ベアロ布装丁 30 pp 活版印刷 見返しにマーブル紙使用
花布付 125部限定限定番号と著者署名入


本日の1冊はSunflower Pressより俳句の本のご紹介です。
海外で俳句?と思う方もいらっしゃるかも知れませんがアメリカなどでは
戦前から広まっていって現在では結構メジャーだそうです。
ただ日本と違って5-7-5に厳密にこだわっているのではなく
3-4-3だったり3-4-6だったりかなり短くなっているそうです。
理由はシラブル(音節)の違いです。
英語で例えば、"English"は2 シラブルなのに日本風に発音すると6 beatsにもなってしまいます。
よって英語で5-7-5を作った場合とても長い詩になってしまいます。
さらに日本語の五七調は、語呂として気持ちがよく、文学的・詩歌的なリズムとして一千何百年もかけて定着したもので、英語とは縁もゆかりもない代物です。さすがのアメリカ人も50年俳句をやっているうちにそこに気づいて、「英語の5-7-5では長すぎて情報量が多すぎ、俳句のbrevity(短さ)の感じが出ない」と結論で短くしていったということです。
言語の違いは大きいですよね。

この本には15編の俳句が収録されていますがこの本に入っている俳句は5-7-5
の規則に沿って作られていますので短めの詩のようにな感じになっています。
日本の文化が海外で愛されるのはいいことですよね。

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鶴のお祭り

ニューメキシコには毎冬沢山の渡り鳥が越冬しに来るBosque del Apacheと言う
渡り鳥の保護地区があります。
この広大な土地にはいくつもの湿地帯があり、
そこに沢山の種類の鳥達を見ることが出来る素晴らしい場所です。
ここでCran(鶴)のお祭りがあったのでこの週末に行ってきました。
お祭りには野鳥のアートの出品があったり
環境保護団体などがブースを出していて
オオカミや保護されている野鳥などが来ていて近くで見ることが出来て子供達も喜んでいました。
全米よりバードウォッチャーが来てるということです。


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小さくてすみません 沢山の鶴です。

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色は日本の鶴と違ってグレーです

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大きな白い犬 アラスカのオオカミです
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保護されているミミズク

魔除けの本

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「Blue Beads and Garlic」 Tabula Rasa Press 1979年 50pp 厚紙表紙装
限定番号と著者署名入 活版印刷 ギリシャ語活字入り 300部限定 ビーズ付毛糸栞 


本日はギリシャ神話に伝わる魔除けについて書かれた本のご紹介です。
ギリシャには邪悪な目と呼ばれる災いをもたらす力があり、
それを避けるためにギリシャを訪れる人は青いビーズとニンニクを魔除けとして
持ち運ぶようにこの本では勧めています。
面白い習慣ですね。
この栞にはその魔除けの青いビーズがついています。
ニンニクはついていませんが..

ミニチュアの町

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この写真よく出来たミニチュアの町だと思いませんか?

実はこれ「Tilt-shift」という特殊な撮影方法で撮られた実物の町なのです。
この方法で取られた風景はまるでミニチュアのように見えるのです。
下の写真は木村伊兵衛賞を受賞した本城直季さんのミニチュア風写真です。

この撮影方法は特殊で高価なレンズと高い技術が必要であるため、
プロではない一般の人ではなかなか手が出しにくいものなのですが
写真を簡単に「Tilt-shift」風に加工するフリーソフトもあるため、
お手軽にそれっぽく加工して遊ぶことも可能だそうです。
面白そうですね。

他の写真と詳細は→【GIGAZINE】より

アコーディオン本

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「The Grand Canyon.」The Good Book Press 2007年 濃茶厚紙装 5pp
表表紙に活版印刷刷イラストラベル 50部限定 ハンドメイドペーパー使用 
 


本日は紙漉きから、印刷、製本まで、完全な手作業による豆本製作をしている
ピーター&ドナ・トーマス(The Good Book Press)が
昨年発表した作品をご紹介いたします。

この作家さんはとても想像力に富んでいる豆本を沢山作っているのですがその中でも
アコーディオン形の本は多く作られています。
この本は毎年奥様のドナのお誕生日をお祝いして作る本のシリーズの中の一つで
50才を祝ってこの本を贈ったということです。

グランドキャニオンをモチーフにしたこの本は一面に山の絵が描かれてその上に
ユニークな装飾文字が活版印刷によって印刷されています。
本に使われているハンドメイド紙は裏と表で違う色になるように漉かれています。
またこの本の凝っている所はグランドキャニオンの山の陰影がよりリアルに出るように
裏から影を印刷している所なんです。(4枚目の写真)
これによって微妙な影の雰囲気が出ています。
シンプルな本ですが沢山の技が光っている1冊です。

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銀細工の祈祷書

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UNI_1934.jpg小口がきれいな3方金仕上げされています
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「The Book of Common Prayer」1905年 Henry Frowde, London 銀レリーフ装丁
4.5cm×5.5cm 活版印刷版 3方金仕上げ


本日の1冊は銀のレリーフ細工の祈祷書です。
この天使の銀細工の表紙のミニチュアブックの祈祷書はイギリスの教会によって1900年の
初頭に作られたものです。
このような銀細工の表紙の聖書は当時盛んに作られたようです。
この美しいミニチュアブックは現在コレクターの間でいまもなお珍重されています。


「祈祷書とは、キリスト教各教派において、公的あるいは私的に信者が行うものとして教会が認可した祈祷文を収録したものをいいいます。ただしカトリックでは、ミサ典礼文・聖務日課など公的な場(典礼)での祈祷文を「典礼文」とし、祈祷文から分けていいます。この場合、祈祷文とは信者が私的に行う祈祷のための書であります。(Wikipediaより)」

3匹のクマ

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「The Three Bears」 Borrower's Press 1981年 14×19mm マーブル紙装丁
限定350部 14×19mm 手彩色挿画6枚入 マイクロ活版印刷 背に箔押し表題 背バンド付


本日の1冊はこのサイトでも以前ご紹介致しました、アメリカを代表する
ドールハウス本作家、Borrower's PressのJane Bernierによる作品です。
14×19mmと非常に小さい本もかかわらずこのサイズでは製作が困難な、
極小金属活字を用いたマイクロ活版印刷法で0.5mmほどの微小な活字の
印刷に成功した作品です。
その文字は虫眼鏡が必要なくらいの大きさです。
表紙には青い綺麗なマーブル紙が使われていて小さいながら細部まで丁寧に作られています。
お話の内容はあの有名な「3匹のクマ」です。このストーリに沿ったかわいらしい挿絵が繊細なエッジングよって描かれていて手彩色によって丁重に塗られています。とても素敵な1冊です。

But, Why Tabula Rasa?

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「But, Why Tabula Rasa? 」 Tabula Rasa Press 1983年 5.5×6.3cm 76pp 
濃紺クロス装  限定300部 表表紙に金箔押し表題 Ron Tullyによる活版印刷版押絵入り
見返しにマーブル紙  限定番号と著者署名入 


この本はTabula Rasa PressのJohn Lathourakisさんが書き下ろした作品で
彼がハンガリーでミニチュアブックに初めて会った時の衝撃、
ミニチュアブックを集める時の苦労、
そして好きが高じて本を作り始めてからなぜ「Tabula Rasa Press」という名前に
決めたかなどが独特の語り口調で書かれています。
彼は本を買うお金がない時にはこっそり奥さんのお財布や子供の貯金箱から
お金を盗ったことがあるそうです。
3枚目の写真は奥さんにお小遣いをお願いしている絵です。

またこの本は数種類のフォントの活版を使い分けたり活字をわざと逆さまにしたりと
印刷に工夫が凝らされています。
とてもユニークで面白い本なのですが惜しいことに
落丁?があって同じページが数枚入っているのです。
いい本なのにとても残念です。

テーマ : ★★ドールハウス・ミニチュア★★ - ジャンル : 趣味・実用

革細工の祈祷書

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「DAILY PRAYERS AND PROMISES.」THE RELIGIOUS TRACT SOCIETY
7.1×5.3cm 3方金仕上げ えび茶色モロッコ革装 箔押し表題 活版印刷


本日は少し変わった祈祷書のご紹介です。
一見お財布みたいな形をしてますがベルトを外すとプレーヤーブックになっています。
1870年頃のものですが上質のモロッコ革で作られておりとても今でも綺麗な光沢を保っています。
しかし使われていなかったわけではなく2枚目の写真の見返しのところに修繕したあとが
あることから恐らくこの所有者はとても大切にこの本を使っていたのではないかと思います。

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お茶会

今日はうちの家でお茶会なるものがありました。
このお茶会は「International Ladies Tea」といってその名の通り
色々な国の女性が集まるお茶会です。
メンバーはチリ人、ブラジル人、メキシコ人、韓国人、アメリカ人、中国人と
とても多国籍です。
アメリカ人以外はネイティブじゃないので私でもとても英語が話し易いです。
毎回何かお茶菓子を作るのですが、私は大抵「オーブン・ミトン」小嶋 ルミさんの本から作っています。
この方のレシピは少し甘めなので外国人の方に受けるみたいで好評です。
今日は「フルーツケーキ」を作りました。

この会の主催するのは持ち回りで1-2ヶ月に1回順番が回くるのですが
数日前から大掃除をしたり、お菓子の準備をしたりするので今日は
とっても疲れました。



アメリカの童謡

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「Jack be Nimble and Other Rhymes」 The Good Book Press 1987年 5.7×7.5cm
36pp 装飾文字活版印刷 活版印刷による押絵多数 入り 100%ラグペーパー使用
限定200部  表表紙に活版印刷ラベル 見返しにマーブル紙使用


本日は紙漉きから、印刷、製本まで、完全な手作業による豆本製作をしている
ピーター&ドナ・トーマスが製作した初期の作品のうちの1冊をご紹介いたします。

この本にはピーター自身によって作られた100%ラグペーパーが使われています。
ラグペーパーとは木で作られた紙ではなく木綿をほぐして作られたものです。
この手作りの紙に15編のアメリカの童謡が活版印刷による押絵を1枚づつ交えて綴られています。
これらの同様はこのJack be Nimbleをはじめとする15編の童謡はアメリカの子供達にとても親しまれている歌です。
うちの息子が知っているポエムもいくつか入っていました。
ちなみに明日そのポエムをコンテストで朗読するそうです。


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欲しい1冊

今欲しい豆本は色々あるんですが中でも観て見たい本に
武井刊本と呼ばれる武井武雄さんが作った豆本があります。
知ってる方もいらっしゃると思いますが
武井武雄さんは岡谷出身の版画家、絵本作家です。
この方が大正から昭和初期にかけて百三十七冊にも及ぶ豆本を発行したのですが
表紙や印刷に使われた用紙は羊皮紙、和紙、陶板、象嵌など様々な素材が使われていて
納得する紙を作る為にパピルスを自家栽培までしたそうです。文字通り全て最初から作ったのですね。
印刷方法は木版、木口木版、友禅染、銅版、孔版、合羽刷りなど多岐に渡っていました。
これだけ手間が掛か掛かる豆本は大量には作れず大体300-500部限定で作られていて
この本は「親類」と呼ばれる会員のみに頒布されたそうです。
この正規会員にはなるのはなかなか難しく
定員オーバーでこの正規会員の「親類」になれなかった人は
「我慢会」と称する準会員になり正会員が欠けるのをじっとまっていたそうです。
数年から10年以上も待つことがあったそうですが
これほど長い間会員になるのを忍耐強く待つほど武井刊本には魅力があったのですね。
ちなみに彼の作品は豆本と呼んでは駄目で刊本と呼ぶそうです。

この素晴らしい作品を是非手にとって見てみたいものです。




ハーブの本

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「Herbal Woodcuts and Ledgends」HIllside Press 1971年 4.8×58cm 
56 pp 250部限定 6 pt活版印刷 木版図入り黄褐色布装丁 手彩色版画挿画12枚入り 
作者サイン入り


この作品は1971年にHIllside Pressによって製作されました。
表紙には中世の方法で彫られた木版画が印刷されています。
また多彩色のハーブのイラストが12枚も入っていて1枚1枚丁重に色付けされています
56 ppに渡ってハーブの使い方や効用やその歴史が説明されており
内容的にも非常に面白いものになっています。

やはり作家さんの手で色を塗られた押絵はとても素敵です。

藍銅鉱の本

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「Lady Azurite」 1992年 Pequeno Press 柄布装丁 6.3×7.3cm 85部限定
 表表紙にカリグラフィー表題ラベル 扉表紙手漉き紙使用 見返しにマーブル紙
 


今日は青い綺麗な鉱物が主人公の本をご紹介します。

扉表紙を開けるとすみれ色のページ全部が円形にくり貫かれていて最後のページには
アズライト石(藍銅鉱)が取り付けられています。 とても鮮やかなブルーの石です。
また最初のページにはアメリカで発行されたアズライトの切手が張ってあるなど
とても工夫が凝らされています。
印刷はレーザープリンターを使用しています。

この本はアズライト石が主人公でその性質やこの石が長い年月掛けて出来るまでの過程、
またどのように掘り出されて最終的にこの本になるまでの道のりを
石が第一人称で語っている物語です。

創作豆本工房Pequeno Pressは1982年から数々の創作豆本を作っている工房で
ここ版元が作る作品は大変遊び心に溢れています。
またこの豆本作家さんはマーブリングや紙隙などのワークショップも開いている多才な方です。

マーブリングペーパー その2

今日は豆本の見返しによく使われるマーブル紙についてです。
マーブル紙は1枚1枚職人の手によって作られてます。
作り方は水に海草の粉をとかしたものの上に絵の具を撒きます、
この時のどんな色の絵の具をどんな順番で撒くかで色合いが決まります。
細い先のとがったひっかき棒や、ひっかき櫛などで模様を描くようにかき混ぜた溶液面に、
色止め料を吸わせた吸収性のよい紙を浸して色を吸着させ、
溶剤を水で洗い流すとマーブル紙が完成します。
マーブル紙はその時その時で模様や色などが違ってきます。
同じものは2つとありません。
また豆本に合うサイズの模様を綺麗に作るのは結構難しいみたいでです。

このマーブリングの動画が一番下にありますので少し長いですが観て頂けたらと思います。

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少し変わったタイプのマーブル紙です
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これは本の表紙に使われています



MINIATURE BOOKS

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「Miniature Books: Their History From the Beginnings to the Present Day」
1981年 Sheppard Press


本日はミニチュアブックについて書かれた1冊をご紹介いたします。
この本は西洋豆本研究のの第一人者であった、ルイス・ボンディ氏による
豆本史を研究したものです。豆本愛好家の中では教科書的な1冊です。
16世紀以前の最古刊豆本から現代に至る歴史や有名な出版元、製本と装丁や収集家
などが沢山の写真を交えて解説されています。
1981年と結構昔に出版されたこの本ですが今でも十分読む価値があり大変勉強になります。
この本にはなんとあの西洋豆本の店 リリパットのオーナーのことも書かれているんですよ。
すごいです。



ワニ ワニ ワニ

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ALLY」 1994年 The Alembic Press 40 pp 100部限定
4.5×7cm 8pt活版印刷 ワニの形の装丁 見返しに赤い紙


本日の1冊はイギリスThe Alembic Pressより変わり本のご紹介です。
この本はワニをモチーフにしていて可愛い目と丁重に歯までついています。
また見返しは赤い紙がついていますので本を開くとワニの口の中のように見えるように
なっています。

この物語はワニのパジャマケースを買ってきてから家でどんどん物がなくなっていって
おかしいと思ったら全部このワニのお腹に入っていたというちょっと不思議なお話が
可愛いイラストを交えて綴られています。
とてもキュートな1冊です。

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血筋?



下の息子が保育園で絵本をもらってきました。
聞くところによると沢山種類があって好きな本が選べるそうです。

で息子が選んだ本は...








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ちっちゃ。

息子、私のコレクションは見たことがないと思うので
これは血でしょうか?



Barbara J. Raheb

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「Diary of a Victorian Cat 」 1993年 Barbara J. Raheb 1.8×2.3cm 赤革装 
表表紙に箔押し表題と装飾 手彩色挿画22枚入


今日は豆本愛好家なら知らない人はいないバーバラ・ラヘブさんの作品のご紹介です。
彼女はアメリカを代表するドールハウス豆本作家で彼女の作品は
収集家の間ではかなり珍重されています。

この「Diary of a Victorian Cat 」は22枚の押絵が入っているのですが
このドレスアップした猫のイラストはこんなに小さいのにとても丁重に塗られていて
一見印刷されたかのように色鮮やかです。
この物語はSusan Herbertさんが書いた物を彼女がミニチュアブックにしたものです。

彼女が作るミニチュアブックはバンビやシャーロックホームズなど古典と
言われるものが多いのも特徴です。
またポップアップや折り込みの押絵など豆本
とは思えない工夫を凝らしたものもあります。
欲しいものが沢山あるんですけどとっても手がでません。

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Tag : 豆本

「A Desert Tale」

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「A Desert Tale」 1993年 Sunflower Press 36 pp 55部限定 7×7.5センチ
手彩色イラスト 装飾文字による活版印刷 アイボリー色紙装丁 


カリフォルニアにあるSunflower Pressは装飾文字による活版印刷が特徴の
素敵なミニチュアブックを作る創作工房さんです。
ここの本はイラストも可愛いものが多く好きな版元の一つです。
この「A Desert Tale」は彼の友人が描いたユーモラスな
イラストが沢山収められていて水彩絵の具によってとてもカラフルに塗られている
とても素敵な1冊です。
彼は以前中東に住んだ事のあるそうです。

この本のストーリは欲しかった高価なブーツを手に入れようとして靴屋と喧嘩をした挙句
結局ラクダを騙し取られてそのブーツと共に砂漠に置き去りにされる話です。
結構絵に比べてシュールな内容なんです。
昔読んだ千一夜物語を思い出しました。

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ハローウィン

昨日はハローウィンだったので「Trick or treat」に行ってきました。
さすがアメリカ、思い思いに仮装した子供達でが町中に歩いていました。
うちの子の仮装はパイロットと消防隊です。
ですが全ての家がお菓子をくれるわけではなく参加している家の前には
かぼちゃのランタンや何かしらの飾りがあります。
そうでない家はやっていない家みたいです。
でもTrick or treat.が盛んな通りだとホントに大変そうです。
一晩に何百人もの子供達が次から次にやってくるからです。
それがいやな家はその日は家にいないもしくは家の明かり殆ど消すなどして
してるみたいです。(大変ですね。)
うちは奥まったとこにあるので殆ど子供は来ませんでした。

さて大量にもらったお菓子どうしましょう。
全部子供達に食べさせる分けにはいきませんしね。


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子供達がキャンディをもらっているところです

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うちのカボチャです。Jack-o’-lantern「ジャック・オー・ランタン」というそうです

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ハローウィンの飾りつけをしている家です。


応援して頂けましたら嬉しいです。↓
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ポップなミニチュアブック

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本日はとってもポップなミニチュアブックのご紹介です。
この本を作ったのは アメリカの有名ポップアーティストCHRIS WRIGHTさんです。
彼は自分の作品を1冊の豆本にまとめました。
192ページに渡って独特なテイストのイラスト載っている非常に面白い1冊です。
彼は豆本作家さんではないので本のほうは作りが少し...
ですが内容は彼の世界が炸裂してます。

たまにはこのような本も面白いですね。

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