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Brief History of the Ukulele

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今日の1冊は PETER & DONNA THOMASのミニチュアブックです。
ピーター & ドナ トーマスは、カリフォルニアのサンタクルスにある小さな出版工房で、
1976年から30年もの間、ミニチュアブックを作り続けているアーティストです。

彼らの本は3,4タイトルずつ、毎年少部数のみ発行され
るユニークで美しい本は、ポップアップやスクローリング、アコーディオンやウクレレを
模した変形本など本のを域を超えた芸術品ともいえる作品です。


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ミニチュアブックとは

ミニチュアブックの定義ですがはっきりと決まりがあるわけではないのですが
3インチ(7.6センチ)以内で6pt以内の活字で印刷されているものを海外では
そうみなしているようです。
また2.5センチ前後のものをドールハウス本、1センチ以下のものマイクロブックと呼んでいます。
日本の豆本はそれよりも大きく美濃紙八つ切り(14cm×10cm)以下、半紙の八つ切り
(12cm×8cm)以下の小型本を豆本といったようで芥子本( けしぼん)・寸珍本( すんちんぼん)・雛本( ひいなぼん) などと呼ばれていました。
西洋では16世紀以降に人々が列車の旅をするようになると旅の友として小さなサイズの本に対する需要が増加しました。特に聖書と娯楽本の需要は高くとても多く作られています。

やがて実用本としてだけではなく、稀覯本としての作品も作られるようになり
その装丁に工夫を凝らしたものやその小ささを追求した作品が作られるようになってきました。

このような本は多くて300部少ないものだと20部ほどの限定版となっていて通常再販はされません。
ですのでミニチュアブックとの出合いは一期一会 とも言えます。
またいつの時代のものであれこれほど作り手の創造性や意向を感じられる本は
なかなかないものです。
それが私がミニチュアブックに引かれる理由の一つだと思います。

ニューメキシコ

New_Mexico_state_map[1]

私が住んでいる所はアメリカのニューメキシコ州です。アメリカとメキシコの国境にありテキサス、アリゾナ、コロラド州に囲まれています。その名のせいでニューメキシコに住んでいるというと良くメキシコだと間違われます。
また有名な観光地は宮沢りえちゃんで有名になったサンタフェがあります。また映画「コンタクト」のロケ地にもなったVLAホワイトサンド国立公園など結構見所もあるんですよ。

Golden Gate Treasure

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Juniper Von Phitzer Pressより1987年に出版 2 1/2”×2 7/8”(5.2×7.3cm) 150部限定 73 pp 
白い皮に金箔押し表題装丁 活版印刷8 pt.と10 pt活字使用  三方金仕上げ


サイズは5.2×7.3cmとやや大きめですが 白い皮に金箔押しの綺麗な装丁で見返しにマーブル紙を使用するなど工夫が凝らされています。
この作品はカリフォルニア、San Francisco在住のJuniper Von Phitzer(Juniper Von Phitzer Press)による装丁で手彩色によるカラフルなイラストが特徴です。内容はサンフランシスコにある有名な橋、ゴールデンゲートブリッジが出来るまでのいきさつ工程が解説されています。

この本は丁重な製本、多彩色のイラストが素敵なのでお気に入りの一点です。



この豆本気に入って頂けましたら。↓
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Firefle

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Schori Pressより1965年に出版   2 1/8" x 1 7/8"(4.5cm×5.3cm) 47 pp 緑革装丁 金箔 小鳥のデザインの型押し装 
見返しに和紙使用 英文 活版印刷


アメリカを代表するミニチュアブック作家のWard Schoriに初期の作品です。
ショーリの本には技巧を凝らした表紙の作品が多くあります特に表紙のデザインには定評があります。
私はこの作家さんの装丁が大好きです。

内容はAkenbrand, Frankによるアメリカの俳句を題材にした作品で、Ron Solmsによって描かれた多彩なイラストが特徴です。
この本は500部の通常版(聖書紙使用)と限定100部の特装版(Natsume paper使用)が作られていますが,この作品は特装版です。


この豆本気に入って頂けましたら。↓
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私とミニチュアブック

私が豆本に出会ったのはアメリカの古本屋さんでした。5×5センチくらいの小さな本の中にこれまた小さな字が書かれてなんて愛らしいんだろうと思いました。
思えば子供の頃から小さいこまごまとした物に惹かれる傾向があったような気がします。
ミニチュアブックについて調べていくうちにこれらの本は大手の出版社から出版されているのではなく小さな出版工房から多くて数百部少ないものでは数十部しか作られておらず、手作りで製本されていることが分かりました。
ですので1冊1冊がその作り手さんの本への気持ちが伝わってきます。それらの本との出会いは一期一会とも言えます。
またミニチュアブックの特徴として実用的な読み物だけではなくユニークで造詣的な本もあって
「これは本ですか?」みたいな面白い仕掛け本も沢山あります。

また今では殆ど見掛けない活版印刷による活字が多く使われていてその文字には最近のオフセット印刷にはない暖かみがあります。職人が手差しで印刷するため、紙の種類、わずかな手の力の入れ具合で、1枚1枚の仕上がりが微妙に違ってきます。たまに印刷がブレたりしているものもありますが
それもご愛嬌です。

gems[1]

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